運転代行業について
運転代行業と聞くと酒飲みの車の運転の代行だろ?とイメージする人が多いですが,それだけではありません。例えば社有車を持っていても運転手を雇えばそれだけ費用がかかる。それなら運転手だけ外注しよう,といった場合や,送迎バスで社員を送迎する場合の運転手だけを雇うといった形態も代行運転に入ります。またスポット的な需要もこうした形態なら対応可能で,これからこうした業態が伸びるかもしれません。
運転代行業は深夜の公共交通機関が貧弱な地方で伸びています。中でも酒類を提供する飲食店との提携が増えています。飲食店側では道路交通法の厳罰化で客足が減少したが,客の帰りの足の確保ができれば客が戻るとの読みもあり,積極的に代行運転業者と提携する動きが急である。特に週末の夜はこうした提携店に代行サービスが取られ,一般の利用者はかなり待たされる状態がでている。
運転代行を自分で申し込んでも中々来ない,といった体験はありませんか?これには理由があります。代行業者としては安定的にお客を供給してくれる提携しているお店をどうしても優先するからです。特に閉店時間が集中する時間帯にすぐに来ないと,どうしても飲酒運転の誘惑に駆られます。そんなときには前もって予約を入れておくと便利です。あるいはお店が提携している代行業者を呼べば,飲酒運転をしないですみます。
タクシー会社の中には運転代行業を別の形態で運用しだすところも現れています。それキャリアカー(架装車)の荷台で車を運ぶ《キャリア代行サービス》です。通常は代行会社のドライバーがお客の車を運転しますが,トラックの荷台にお客の車を載せ,お客は運転手と一緒に帰宅する,という形態です。依頼される車は高級車が多く,お客も安心して帰宅できるので好評だそうです。北海道でこのサービスを始めたタクシー会社は,1月に20件の依頼があり,初めてにしては好感触だとしています。
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